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雲海遭遇率60%!話題のソラテラスに行ってみた

最近、上高地や高千穂などの自然を楽しむ観光が主流となっています。

 

特に信州はアクセスが悪く、気軽に行けない分、たくさんの自然が私たちをもてなしてくれます。

 

今回はその中のひとつ、ソラテラスについてご紹介します。

 

 ✈︎標高1770mにある雲海テラス

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長野市中野市飯山市木島平村を見下ろすことができます。

条件が合えば一面に雲海が広がり、雲の上に乗っているような感覚に陥ってしまいます。

 

 ✈︎実際に行ってみた🏃

ロープウェイの始発は9:00。

今回はツアー利用のため、8:30に臨時便を出して頂き、一足早くロープウェイで山頂へ🚡

10分弱で山頂に着きます。

 

山頂に着くと、先ほどの写真のようなテラスが見えました。

 

そこを通り過ぎて、少し登るとレストランがある小屋があります。そこで参加客全員で雲海パイ包みスープの朝食をいただきました🍴

 

竜王名産のネマガリダケを使ったクリーミーなスープを、雲海をイメージしたパイで包んでいます。

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山頂は20℃。寒い中での温かい食事なのでほっこりしました。

 

今回私たちは全員レストランで食べましたが、もちろんテラスに持って行って雲海を見ながらの食事も可能だそうです。

(食べた後はレストランへ片付け要とのこと)

 

朝食を終えて散策に向かうと、若干の雲海がテラスから見えました!

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また、山頂には幻の花と言われるヒマラヤの青いケシが咲いています。

 

今回は小さく咲いているケシが1輪あるのみでしたが、本当にヒマラヤから取り寄せて、運良く育ったケシだそうです。

 

その他にも、絶滅危惧種を含む150種類もの高山植物が咲いているとのことでした。

 

ひとしきり写真を撮ってゆっくりしていると、ロープウェイの乗降口から人がゾロゾロとやってきました。

他の団体客です。

 

一気にテラスがいっぱいになって、我こそはと写真のスポットの奪い合い。

旅行会社は選ぶべきだなーと思った一瞬でした(笑)

 

また、ソラテラスには「雲海マシュマロ」なる雲海を模したマシュマロが売っています。

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マシュマロだけでも売ってますが、6個でおよそ1300円!1個でも250円でした!たかっ!

記念にと1個だけ買っちゃいました(笑)

 

コーヒーとマシュマロのセットで売ってたりもしますが、あまりにも高すぎるので、

「マシュマロだけ買って、地上の安いコーヒーに浮かべれば一緒じゃ…」

なんて思ったりもしましたが、深く考えないようにしておきます(笑)

 

 ✈︎まとめ

今回は雲海がはっきり見えるわけではありませんでしたが、若干でも見ることができました。

 

日中になると暖かくなるので、山麓の気温が下がる9:00発の始発のロープウェイや夕方の時間帯で雲海を待ち受けてた方が見る確率が高い気がします。

後は夏の夕立ち、または日中との気温差が大きいと雲海の発生率が高いです。

 

それでも山頂は寒いので、羽織るものを用意してた方がいいでしょうね。

 

観光時間はゆっくりされるなら1時間。
奥にある散策路に行くと2時間くらいあれば十分だと思います。

 

また、季節によっても見え方は違ってきます。

秋は紅葉。7〜9月は星空ナイトクルーズなんてのもありますので、詳しくはHPで確認してみて下さい。

 

 

◆観光情報
店名:竜王マウンテンパーク「SORA terrace 」

営業期間:2017年は6/3〜11/5
所在地:長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬11700

ロープウェイ料金:往復乗車券大人 2200円

(運行時間9:00〜19:00の20分間隔、最終上り乗車18:40)
TEL:0269-33-7131
URL:竜王マウンテンパーク | 北志賀竜王高原 竜王マウンテンパーク

 

群馬が生んだ奇跡!チャツボミゴケ公園へ行ってみた

みなさんはコケの群生地をご存知ですか?

奥入瀬渓流屋久島など、、挙げればきりがありません。

 

今回はその中でも群馬県にあるチャツボミゴケ公園にスポット当ててみたいと思います。

 

これの何が珍しいって、「なんでこんなとこにコケが?!」と誰しもが思うからなんです。

 

というのも、酸性の水が流れるところにコケが生えているんです。

普通のコケなら普段の水で育つんですが、チャツボミゴケは酸性の水でも耐えられるという、稀に見る特殊なコケの種類です。

 

そのコケの青々とした表情に白糸のような水のコントラストが幻想的だと話題なんです。

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アクセスはマイカーや中型自動車で通れるような一本道にあります。観光バスのような大型はNGです。

 

チャツボミゴケ公園に入る前に一旦車を停めて、受付を済ませます。(大人300円、小学生以下無料)

トイレは受付の裏にあります。あまり綺麗なものではありませんが、そこを逃すと公園内はトイレが無いので、必ずトイレを済ませておきます。

 

受付を終え、再度車を奥へ走らせると、公園入り口が見えてきます。

そこが広場に車を駐車して、入り口から散策道に入ります。

※ここは昔、鉄鉱石の鉱床だったので、赤い土が見えたりします。

 

なだらかな坂道を10分くらい登ると、分岐点があります。

ここが穴地獄という、チャツボミゴケ公園のメインスポットです。

基本、分岐を右から行かれる方が多いですが、一周できるようになっているので、どちらにしてもまた元に戻ってこれます。

ゆっくり歩いて約20分くらいで一周できます。

 

そこから、元来た坂道を下って帰りますが、その途中に、進行方向右手に川へ降りる階段があります。

そこがメインスポット②です。

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こんな写真が撮れちゃいます。

 

この日は雨がシトシト降っていて、観光中に止んだのですが、これが幸いしたのか、写真のコケがいい感じに映えました。コケだけに(笑)

 

全体的に観光時間は1時間あれば十分だと思います。

また私が行ったのは8月下旬だったので、青々としたコケでしたが、そろそろ紅葉の季節がやって来る頃かもしれませんね。

 

行かれる方はぜひツアーでのご参加をオススメします。その方が間違いなく楽ですしね。

草津温泉でひとっ風呂された後に、ぜひ水と山が生み出した幻想的な世界に身を包まれてはいかがでしょうか。

 

◆観光地情報

チャツボミゴケ公園

所在地:〒377-1701 群馬県吾妻郡中之条町入山字西山13-3 

開園期間:4月末〜10月末(冬季は休園)

受付時間:9:00~15:30

(開園時期・受付時間は季節や天候により変更します。詳しくは公式HPやお電話で:穴地獄・チャツボミゴケ|(一社)中之条町観光協会|群馬県)